このサーバはメモリいくつ積んでて、CPUは。。。とかすぐわかればいいのですが、大きいプロジェクトで製品担当なったりすると、
管理しているチームが違う、仮想環境で管理コンソールに自分はアクセスできない、
などの理由でわからないことが結構あります。
ログインはできるのになーってときに確認する方法をまとめました。
- 目次 -
OSバージョン・ディストリビューションの確認
/etc/os-release
の確認(ディストリビューション問わず)
$ cat /etc/os-release
出力例:
NAME="Ubuntu"
VERSION="22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 22.04.1 LTS"
VERSION_ID="22.04"
lsb_release
コマンド(UbuntuやDebian系)
$ lsb_release -a
出力例:
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 22.04.1 LTS
Release: 22.04
Codename: jammy
※ lsb-release
パッケージが必要です。
RedHat系での確認方法(CentOS/AlmaLinuxなど)
$ cat /etc/redhat-release
出力例:
CentOS Linux release 8.4.2105
カーネルバージョンの確認
$ uname -r
出力例:
5.15.0-84-generic
カーネルの詳細情報を含めたい場合:
$ uname -a
ハードウェア情報の確認
CPU情報の確認
$ lscpu
出力例:
アーキテクチャ: x86_64
CPU 操作モード: 32-bit, 64-bit
バイト順序: Little Endian
CPU: 2
オンラインになっている CPU のリスト: 0,1
コアあたりのスレッド数: 1
ソケットあたりのコア数: 2
:
より詳細な情報を確認したい場合は:
$ cat /proc/cpuinfo
メモリ情報の確認
$ free -h
出力例:
total used free shared buff/cache available
Mem: 7.5G 2.0G 3.5G 320M 2.0G 5.0G
Swap: 2.0G 0B 2.0G
または、システムの詳細な情報を含む:
$ cat /proc/meminfo
ディスク情報の確認
ディスク容量と使用状況(パーティションごと)
$ df -h
出力例:
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 50G 20G 28G 42% /
物理ディスク構成を確認(lsblk
)
$ lsblk
出力例:
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 50G 0 disk
├─sda1 8:1 0 50G 0 part /
:
マザーボード・BIOS情報の確認
$ sudo dmidecode -t baseboard
$ sudo dmidecode -t bios
※ dmidecode
はインストールが必要な場合があります:
PCIデバイス情報の確認(NIC, GPU など)
$ lspci
特定のデバイス名で絞り込む場合:
$ lspci | grep -i ethernet
USBデバイス情報の確認
$ lsusb
起動時に使われたカーネルパラメータの確認
$ cat /proc/cmdline
まとめ
確認内容 | コマンド例 |
---|---|
OSバージョン | cat /etc/os-release |
カーネル情報 | uname -r |
CPU情報 | lscpu / cat /proc/cpuinfo |
メモリ情報 | free -h / cat /proc/meminfo |
ディスク構成 | df -h / lsblk |
BIOS/マザボ情報 | sudo dmidecode |
PCI/USBデバイス | lspci / lsusb |
おまけ:1行でまとめて情報を取るワンライナー
簡易的にまとめて確認したいときは以下のようなワンライナーも便利です。
$ echo "[OS]"; cat /etc/os-release | grep PRETTY_NAME; echo "[Kernel]"; uname -r; echo "[CPU]"; LANG=C lscpu | grep "Model name"; echo "[Memory]"; free -h
Tips
dmidecode
やlshw
はroot権限が必要なため、必要に応じてsudo
を使う。- システム情報収集の自動化には、これらのコマンドをシェルスクリプトに組み込むと便利。
- 社内の資産管理や構成管理に使う場合、JSON形式で整形してAnsibleやZabbixと連携する方法もおすすめ。

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