【書籍レビュー】「1％の努力」ひろゆき著

努力でなんとかする人は「やり方」を変えない。ではどうやってやり方を変えるのか。
その「考え方の考え方」を教えよう。

こんなはじまりで始まる、他とは違った書籍です。

はじめに

「成功には100％の努力が必要だ」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい。
多くの人が必死に努力する中で、自分の余白を作れ、片手を開けとけ、その理由や考え方がまとめられています。

書籍の概要

この本は、2ちゃんねるやニコニコ動画の設立に携わった、著者の実体験と社会的な洞察を元に、成功を収めるためにどのように1％の努力を加えるべきかについて解説しています。
また、簡単な生い立ちから、２ちゃんねるを設立するまでの経緯や動機なども紹介されていますが、ありきたりな説明でなく、ちょっとしたエピソードを踏まえ面白く紹介されています。

主要なポイント

この本では、「無駄なことをやめる」「ちょっとした工夫で差をつける」「挑戦を楽しむ」など、とりあえず真似してみようと思えることが紹介されています。
自分としては、新しいこと、面倒だなと思うことをゲーム感覚で楽しむというのは面白そうと思いました。
ただし、クリア（目標達成）してしまうと興味なくなってしまうところをどうしたらいいかと思いますが。。。

読みたくなる理由

この書籍はありきたりな自己啓発本とは違い、著者自身の経験などを面白く紹介しながら、よくある価値観に疑問を投げかけていき、物事の違う考え方、見方のやり方を提案してくれます。
自分の行動を見直し、より良い結果を出すための新しい方法を見つけるきっかけになるかもです。

まとめ

「ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重ねていっても意味がない。耳障りのいい言葉だけが広まるのは、不幸な人を増やしかねないので、あまりよくない。
そんな思いから、この本の企画は始まった。」
といった言葉通り、
努力すれば成功する、成功には努力が必要だ、成功できないのは努力が足りないからだ、
といったことは一切語られません。
努力することに疲れた方、一度視点を変えるためにも読んでみたらいかがでしょうか。